著者: ひろゆき
概要
今の時代、大きな変革が訪れている。生成AIによる産業革命・終身雇用の形態の終焉・全中流階級の崩壊が、すでに押し寄せてきている。そのような中で、全時代的な大企業にぶら下がって生きていくといった生き方や、やりがいだけで仕事をし続けていく生き方。このような生き方は、これからの時代にマッチしているのだろうか?そのような内容を、著者の生き方や気づき、トレンドといったところから読み解いてみよう。
章ごとの要約
第1章「最強の働き方」は時代と共に変わる
まず、この著作のタイトルにもある、「最強の働き方」とは何だろうか?著者が考えるには、自分らしい生き方・働き方を実現できている働き方ということになると考えています。しかし、自分らしい生き方というのは、自由における選択の難しさが出てきます。そのため、数十年前までの日本では、偏差値の高い大学に行き、大企業に行くことで安定した生活を送ることが最強の働き方とされてきたと思います。しかし、今においてはそのことが正解であるか不明です。それを示していると思われるデータとして、人気企業の変遷といったものがあると思います。1990年代を見て見ましょう。バブル全盛期ということで、金融業が軒並みランキングのTop常連でした。2000年代、バブル崩壊後では女子学生が増えたことによる化粧品メーカー等がランキングの上位に入ってきていました。2010年代、停滞した景気のなかで、食品メーカーが上位に食い込んできていました。2020年代、2010年代とほぼ変わらず、、大きな変革がなかったためと考えられます。このことを考えると、今のトレンドでこれからも安定してやっていけると考えていることは幻想です。そのため、最強の生き方を更新し続けていくことが大事になると考えられます。その中で、企業に所属しない生き方というのも、最近は出てきています。フリーランスといった生き方です。今の日本において、フリーランスの人口というのは700万人いるというデータがあります。この数字は、フリーランスの仕事のみを収入源としている人たちの数字のため、本業との兼ね合いでフリーランスとして活動している人を含めると、さらに人口が増えるとは考えられます。このような生き方もあるということを知ることで、最強の働き方を見つけて見ましょう。
第3章「10年後」を想像すると見えてくる日本の将来
10年後の姿を想像して見ましょうと言われても、技術革新の日々のため、我々ではどこまでの進歩が訪れているかどうかは、正直わかりません。そのため、日本の人口の変遷というものから捉えて考えて見ましょう。戦後からの人口の変遷を考えてみると、現在は戦後よりも6000万人という人が増えています。この数字こそが、日本の経済を押し上げてきた理由なのです。人口が多いことで、新しいマーケットに対して、少ない割合のみの参加する市場においても母数が多いため流行っていました。これからの時代においては、人口が減っていくことで、これとは真逆のことが起きます。どうすれば良いか、日本から脱出することが良いと端的には考えられます。別の切り口で考えて見ましょう。仕事・業界に関しての切り口で見て見ましょう。昨今は、ロボットなどといった話題ではなく、生成AIによって話題をジャックされていると感じています。生成AIのメインターゲットとなるのは、ホワイトワーカーという市場です。誰もやりたがらないエッセンシャルワーカーといった市場は、コストに見合った改修になりづらいため、この分野に関してはホワイトワーカーの市場の塗り替えよりも後に起きるものだと考えられます。ホワイトワーカーでは、複雑に絡んだ事象を処理することができる人材が活躍していた市場により高待遇が敷かれていました。しかしながら、生成AIによって取り変わることができるということになると、高待遇の箇所がネックになり、コスト改革の一環として仕事がなくなるかもしれません。では、どのように生きていくのが、良いとなるでしょうか?それは、選択肢を多く持つことができるように準備していく生き方をするのが良いとなるでしょう。選択肢を持つために、いろいろなスキルをもつ。こうして、変革の多い時代に適合していくのが、良い生き方かもしれません。
さいごに
この本を読んでの感想
著作がひろゆきさんということで、手にとって読んでみました。SNS上では、新しいビジネスモデルの出資者としても現時点で活躍しているひろゆきさんですが、一般家庭の出身だからこそ、一般人の我々に対して刺さる生き方だと感じました。新しい生き方として、フリーランスの道の話やお金に執着しない生き方など、既存の枠組みではみられることが少なかった世界線の話が出てきているなと感じました。自分は読むことで、新しい生き方等を知ることができましたし、人生観において良い意見が多くあったなと感じました。ぜひ、若い人にこそ読んでほしい1冊だと感じました。
この本のおすすめ度(☆4)
2035年という遠くない未来だが、想像することが難しいところを言語化して、生き方に関してアドバイスをくれる1冊だと感じました。データを元に話をしているため、現実との乖離も少ないですし、なによりひろゆきさんの先見性を交えることで、これからのスタンダードになるかもしれない働き方・生き方といったところにも言及されていたところは非常に面白かったと思います。若い人に対しての著作としてタイトリングされていますが、決して若くないからといって手に取らないのはもったいないといった著作だと感じました。若い人に対しては、読みやすく重要なところは太字かされていたりするため、著作を読むことが億劫な人にもおすすめします!