著者: 森永 康平
概要
今後、我々が生きていく上で必要なものは何だろうか?必要なものは、人によって様々だろうが、みんなが共通して必要なものは「お金」だろう。そのお金とは、どのようなものであるだろう?色々な側面から見てみることで、今後自分が必要になるだろうお金をどのようにして保持・運用していくかがわかるようになるだろう。それは知るためには、お金と密接な関係を持つ経済に関しても知る必要がある。その関係性が、現状どのようになっているかを簡単に示しながら、お金・経済の仕組みをこの著作から学ぼう。そして、そこからお金の基本的な使い方、稼ぎ方、蓄え方などを得られればよいだろう。
お金とは、様々な側面をもつものであるだろう。お金には、魔性の特性があると言われているように、人の奥底に眠る欲望のようなものを表すものにもなりかねないものである。色々な側面を持つことで、それを使用している人・場所・経済状況までもあらわにするものである。この著作では、主に「お金」と「経済」の関係性について記述していく。
しかしながら、そのような堅苦しい世間的な話を行うのではなく、自分たちが現在直面している、もしくはこれからの未来で直面しかねない問題について絡めながら話を進めていく。
お金の使い方
お金の使い方は、4種類あると言われている。使う・貯める・増やす・寄付するの4つである。そこから考えていって、我々はお金を使っている。ここでは、お金の使いかたで一番人を悩ませているであろう事象である「無駄遣い」について述べてみようと考えている。移動は、基本タクシーを使用する。このことは、一般的な人からすると贅沢な行為かつ、電車で移動をすればさらに安くなるのに「無駄遣い」をしているではないかと考えるかもしれない。しかしながら、これは別の側面から具体的に考えてみると、タクシーで移動することで満員電車に乗ることを回避し、その時間で新たな読書の時間として人生を豊かにしているとも取ることができるかもしれない。そのようなことを考えると、我々の現在考えている「無駄遣い」とは本来経済的な視点から見る「無駄遣い」とは異なるのである。経済的な観点から見る「無駄遣い」とは、その時に一番良いお金の使用方法を行わないことである。これから、我々はお金を使う際に、多角的視点からどのようにお金を使用することが、一番良いお金の使いかたであるかを判別してから使うことで、「無駄遣い」を減らすことができるようになるだろう。
お金の稼ぎ方
働いたらお金が得られる。これは当たり前のことだが、なぜお金がもらえるか考えたことはあるだろうか?それの回答としては、マルクスの「資本論」に記述されているように、労働力を対価にしてお金をもらっているため、である。ここで、もう少し深くまで、お金がどのように動くかについて考えてみよう。まず、基本的に我々は労働者である。労働者ということは、自分は誰かに雇われていることになるだろう。では、雇い主はどのようにお金を稼いでいるだろうか?そう、本来の仕事を請け負った際に受け取っただろう報酬の一部を労働者に回し、その余った部分を自分の給料として得ている。こう聞くと、雇い主言い換えれば資産家がずるいように聞こえてしまう。これが資本主義の形なのである。
お金の蓄え方
お金を蓄えることは、大事である。これは、親から口酸っぱく言われてきた言葉のうちの一つであるだろうと考えている。なぜ、お金を貯めることが大事なのだろうか?もし、あなたが社会人1年目だとして考えてみよう。そこで、子供も欲しいな考えている人だとしてみよう。子供を一人育てるためには、どの程度のお金が必要になるかご存知だろうか?大学まで出そうと考えてみると、子供1人あたり1000万円以上は必要となることが、調査で示されています。子供を育てる以外にも、何かを買う際にはお金を貯める必要がある。そのため、お金を上手に貯める方法を以下では、記述していく。長々と前提を記述してきたが、うまくお金を蓄えるためには、「投資を活用する」ことである。投資とは、ギャンブルであるように見えるが、しっかりとした情報を掴むことで実際に投資した金額が0になることはほぼないと考えられる。そのためにも、株価と財務情報に注目していくことが大事だ。もし、難しいことがわからない人は、投資信託に任せることで長期的にお金を貯めることもできる上に、普通に銀行に貯金しておくよりも、お金の価値を保持したまま持っていくことができるようになることだろう。
最後に
この本を読んでの感想
今回の本は、「お金と経済」の関連性という内容の著作を読んでいきました。タイトルからは、想像もできないぐらい硬い内容のみのものではなく、一般人である自分が読んでみても読みやすく、実践しやすい内容がたくさん記述されていました。データ的な側面では、実際の日本の経済状況や海外の経済状況などのデータを用いて、分析していたりしていましたが、自分にもわかりやすいように噛み砕いた説明がなされており、非常に読みやすく、今後のためになるような著作であったなと感じました。
この本のおすすめ度(☆3)
比較的新しめの本であったため、最近の経済動向をもとにした内容だったため、読みやすかったと感じました。半分程度は、どこかしらで学習した内容が出てきましたが、半分は初めて学習した内容だったため、読んでよかったと感じました。多くの人に対して、おすすめすることができる著作の一つです。特に、大きなお金を実際に管理して運用し始めるだろう学生にはおすすめできる著作です!ぜひ、読んでみてください!