考えすぎない習慣

著者: ジョセフ・グエン

概要


人間は、日々思考している。日々思考することで、人間は不安になっているのではないだろうか?また、現在の不安になるような思考方法では、真実にたどり着くことができないかもしれない。そのような思考をしている人たちに向けて、この著作を読んでいただくことで、真実に気づくことができ、よりよい収入の獲得などを得ることができるようになるだろう。

内容の抜粋


思考することで、なぜ苦痛を感じてしまうのか?

人間は未知のものに対して、恐怖を感じてしまう。哲学者であるシドニー・バンクスによると、「考えは現実ではない。だが、考えを通して私たちの現実は作られる」。この言葉に基づいて、少し考えてみる。

この言葉の真意とは、「現実」とはその出来事がおきた事実のことを指している。そして、そこで生じる「考え」とは、その出来事に与える意味や考え、受け止め方というところである。要するに、「現実」とは事実のみであるということである。そして、それに伴って我々が勝手に考えることで、喜びを得たり、苦痛を感じたりしている。そのため、我々の感情というのは、外的な出来事から生まれるのではなく、その出来事に対する私たち自身の考えから生じるものであるのだ。そのため、思考する際に「苦しい」と安直に考えるのではなく、あえて考えないことで、ニュートラルな視点を持って出来事、「現実」を直視することで、いつでも異なる経験をすることができ、苦しまずに済むことができるのだ。

ポジティブな感情を持つには、ポジティブに考える必要があるか?

一つ上のところでも話をしたように、感情というのは思考している時に発生するものである。ここで、ポジティブな感情を持ちたいと考えたとしよう。しかしながら、そのポジティブな感情というのが、実際に感じている際には、思考をおこなっていないのである。要するに、ポジティブな感情を得るためには、何も思考しないようにすることだ。思考することというのは、ネガティブな感情を持ってしまうことにつながってしまうということである。そして、これは思考の質に関わるものではなく、思考の量に比例することが多い。人間は、1分1秒の間でも、数10回・数100回と思考している。その中で、不必要に未来のことについて思考して、いらない不安に駆られ、ネガティブな感情を抱くことも少なくない。そのようなことを避けるために、ポジティブな感情を抱き続けるためには、思考することを少なくすれば良い。少なくし、ポジティブになることで、さらに別の視点が開けるかもしれないからだ。

考えずにどうやって成功できるのか?

ここまで読んできた人間は、少なくともこう考えるだろう。「思考なくして、成功なし」と。それについての回答がこうである。時間を忘れるぐらい何かに没頭している際の状態を、ずっと引き出すことで成功できるのだ。この真意としては、思考しなくても最高の結果を導き出せるようになることが、この著作としてのゴールであるということである。具体的に例を挙げると、没頭している状態では人間は思考をしていないという状態であり、その状態で何かしらの最高な結果をもたらすことができることが多いということだ。

さいごに


この著作を読んでの感想

この著作の内容は、少し自分にとっては難しすぎるなと感じました。思考をしないということは、現代社会に生きる我々にとって、非常に難しいと考えたためです。現代社会は、思考せずに適当な生き方をしていると、どこかしらで人としてのボロが出てしまい、情報社会の中で1日を待たず悪い情報が蔓延してしまう世の中になってしまっています。そのようなことにならないために、思考して「ボロが出ないように、、」などど考えていくことで、ストレスが溜まってしまっているのだろうと感じました。確かに、この著作を読んで実践することが容易である人が、この世の中にはいるかもしれません。しかし、そのような人たちは、すでにある程度の社会適合性が備わっており、深く思考せずとも生活できている人なのだろうと考えています。そのため、この著作については実践できることで、よりよい精神的生活を行えるようになる一方、さまざまな危険性を秘めている著作なのかもしれないというように感じました。

この本のおすすめ度(☆3)

この著作に関しては、自分にとっては新たな視点の一つだなというように感じることができるものでした。自分にとっても、かなり斬新的な考え方だと感じましたし、多くの人にとっても、かなり斬新的な考えだと感じます。そのため、一度読んでみてバッチリハマる人もいるかもしれませんし、全くハマらずに途中で読むのをやめてしまう人がいるかもしれません。ただ、やはり斬新な視点ということえ新たなマインドコントロールの一つの視点ということで、読んでみても面白い本だと感じました。新しい知見を得たい人には、ぜひおすすめの1冊です。

投稿者 marumoto tokito

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