時間を「うまく使う人」と「追われる人」の習慣

著者: 滝井 いずみ

はじめに


現代において、人間は多くの作業を機械に代替わりさせることで、時間を得ることに成功してきた。洗濯物は、しかしながら、現代の人間であったとしても、時間がたりない、要するに「時間」に追われることになってしまってはいないだろうか?そのような状態に陥ってしまうのには、「時間」に追われている人特有の習慣が関係しているかもしれない。逆に考えてみれば、「時間」をうまく使うことができている人の習慣を、取り入れることで、「時間」をうまく使うことができるかもしれない。そのような考えから、行動していってみよう。

概要


多くの章にわたって、複数の習慣が紹介されているため、ここでは数個気になったものを上げていく形とする。

第1章 思考編

時間をうまく使う人は全体の時間で捉え、追われる人は仕事時間だけを考える

日常生活において、仕事時間のみを考えて仕事の時間を最小化・効率化していこうと考えても、劇的な変化を起こすことは難しいだろう。しかしながら、全体の時間で捉えることができる場合、プライベートな時間から仕事の時間の効率化を行うことが可能となる。夜遅くまで動画を見ていて、睡眠時間が削れている場合、多少であったとしても、仕事の効率が落ちてしまっていることは間違い無いだろう。そこで、その動画を見る時間を多少早めに切り上げてみたと考えてみよう。すると、仕事の効率がアップし、仕事時間の最小化・効率化につながるかもしれない。時間を全体で捉える、一見真逆のことをしているような気がするかもしれないことが、実は目標に近づくことがあるかもしれない。

時間をうまく使う人は悩む時間が少なく、追われる人はいつまでも悩む

人間は何かしらの決断を行う際、さまざまなことを比較してどちらの選択が良いか悩むだろう。悩むことは決して悪いことではない。しかし、悩む時間が長ければ長いほど、時間を浪費していることにつながってしまう。何も考えずに行動することは、のちの時点で大きなミスを誘発し、時間をさらに浪費してしまうことにつながることは、容易に想像できるだろう。この章でいう、時間のうまい使い方をするためにもっとも重要な点は、悩む時間に対して制限等を作ることである。悩む時間というのは、長ければ長いほど良い結果を導くものではないのは、感覚的にわかる部分があると考える。そこで、自分の手を止めてしまえば、何も成果はないのである。時間をうまく使うことができる人の悩み方としては、ある程度の裏付けを行う程度の短い時間悩みながら、手を動かしつつ、どんどん物事に対する解像度を上げていきながら解決するというものである。このようにすることで、効率よく悩むことができるのだ。

第2章 スケジュール管理編

時間をうまく使う人は時間の見積もりがうまく、追われる人は時間の見積もりを諦める

時間の見積もりがうまい人は、タスクをある程度書き出しながら、重要度・期限感等をある程度分類化しながら、行動することができていると考える。分類化することで、タスクごとの詳細な所要時間がわかるようになっていくことで、見積もりの正確性が上がっていきます。時間を見積もることがあまり得意ではない人に関しては、自分の想定の所要時間の1.5倍等で考えておくと、実際に行動する上で、タスクが渋滞することなく、時間を使うことができるようになるでしょう。

第3章 ムダとり・時短編

時間をうまく使う人はゴールから逆算し、追われる人はてあたり次第やる

時間をうまく使う人は、ゴールまでの道のりからやるべきことを考えて、行動することができている人が多いようには感じないだろうか?手当たり次第に、こなしているだけではゴールまでの道筋から離れてしまっていて、作業の時間がムダになるリスクが発生するかもしれない。逆算していくことで、どのような内容を、この期限までにおこなってなくてはならない等が見えるだけでなく、部分部分の小さなゴールに向かってまっすぐ進んでいくことが可能になると考えられる。このようにすることで、少ない時間で、効率よく作業をこなすことができるようになり、時間をうまく使えることにつながっていくのだろう。

最後に


この本を読んでの感想

自分が大学生ということもあり、多大な時間を使用することができているだろうにも関わらず、時間が足りない、追われていると感じることがあったため、この著作を購入し読んでみることにしました。言葉では、これまでも言われてきたことのある内容が多く記載されていましたが、言葉の真意が読み取ることができずに自分の中に組み込んでいくことができなかった、うまく時間を使うという習慣・能力が今回は得ることができたと考えています。

この本のおすすめ度(☆3)

時間に追われていると感じる人は、一度手にとって読んでみると、自分にとってがっちりハマるエッセンスがあると感じます。ただ、その内容は前半・中盤までとなっているように感じ、後半からは人生観的な内容が多く入っているため、若年層が読んでもあまりしっくりこない内容となっているかもしれません。ただ、すべて読んでみることで、人生観に共感することもあるとは思いますし、前半・中盤の内容は、ほぼ全ての人がどこかしらで刺さる内容にはなっていたとは感じたため、星3としています。

投稿者 marumoto tokito

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