解像度をあげる

著者: 馬田 隆明

前置き(全体概要)


人は何かを人に伝えるときに、説明を行うだろう。しかしながら、その説明がへたで伝わらなかったり、間違って伝わったりすることはないだろうか?その理由として挙げられるのが、解像度が低いのが一因ではないだろうか?解像度が低いことで、相手にもやっとしたイメージを持たせ、そのイメージがまったく想定とは違うように伝わってしまう。このようなことを避けるために、自身のイメージの解像度を上げてみてはどうだろうか?この著作では、解像度が高いとはどういうことかという初歩的なところから、実践、発展の内容の理解まで実施することができる。

概要


1 – 解像度を上げる4つの視点

端的に解像度を上げると言われても、どこでどのようなことをすれば良いのかがわからないだろう。そこで、4つの視点を用いて、解像度の向上に取り組んでいこうと考える。

まず、「解像度」とは何か?というところから、話を進めていこう。物事への理解度や物事を理解するときにの精細さ、思考の明瞭さのレベルのことを指すだろう。解像度が高いほど、そのレベルが高い。例を挙げると、昔のブラウン管テレビでゲームをするのと、4Kテレビでゲームをするイメージだ。解像度を上げることで、細かい部分がどうなっているかということがわかるようになるということだ。

そして、解像度の高い人の4つの視点について、話を進めていく。それは、課題に対して時間軸を考慮に入れて、深く・広く・構造的に捉えることができる視点である。要するに、「時間」「深さ」「広さ」「構造」の4つの視点から物事を捉えることができるような視点である。これを簡単に実行することができるようになるためには、ロジックツリーを広く・深く作成することができるようになればよい。これを頭の中で構築することができるようになることで、この4つの視点の3つは高次元に達成することができる。そして、時間の視点を取り入れることができれば完璧だ。時間と共に、ロジックツリーのうちの何かの部分の価値が落ちる・向上することがあるだろう。それを考慮して、常にロジックツリーを刷新することで、4つ目の時間の視点がこのロジックツリーの中に組み込まれる。これを実践してみよう。

2 – 現状のあなたの解像度は?

解像度を向上・確認する前に大事なことがある。まず、わからないことが何であるか理解することである。わからないことが何であるか理解することができなければ、その部分に関してはそれ以上の深掘りができないということにつながる。わからないことは、わからないということが大事だ。

ここからは、現状の解像度がどの程度であるかの判定を行う。基本的には、前述で述べた4つの視点から確認していく。「構造」の視点では、重要なところを簡潔に話すことができているかというところである。「広さ」の視点では、幅広い選択肢を持ちながら話すことができているかというところである。「深さ」の視点では、どこまで細かく具体的に書くことができるかというところである。「時間」の視点では、道筋をツリー等で考えることができるかというところである。このレベルを自分で判定してみることで、いまの自身の解像度がどの程度か理解することができるようになるだろう。

3 – 以降の内容

ここからは、実践を行うことが記載されていたり、具体的な場面において、どのようにその解像度をあげるかというところが記載されている。これ以降の内容に関しては、実際に本を手に取って読んでみてください!

最後に


この本を読んでの感想

今回、この著作を選んで読んだ理由としては、自分の説明力に足りないものは解像度ではないかということを感じていたためです。解像度が低いため、先のビジョンがあまり見えないといったことが起きていました。しかし、この本を読むことで解像度をどのようにしてあげていけばよいかといった実践的な手法を学ぶことができました。以前、読んだ著作の中にロジカルシンキングがありましたが、それを実践する箇所を拡大させることが、解像度の向上につながるということが著作を読んでわかりました。まだ手に取って数日で、あまり実践することができていないので、今後実践していきたいと考えています。

この本のおすすめ度

いろいろな人におすすめすることができる著作だと考えています。本著作の道筋として、解像度の概要から、どのようにして解像度を上げていくか、そして向上の実践方法を解説といった流れで進んでいく。非常にわかりやすく、読んでいて飽きの来ないものでした。また、本文中には重要なところにだけ太字が使用されていて、そこだけを読んでいくだけでも理解することができる流れができているというのは、忙しい人やあまり活字を読むことが得意ではない人でも簡単に読むことができる、良い方法だと感じました。(個人的には、このような著作とは初めて出会った。)この著作は、説明力に課題があるという人は、ぜひ解像度に着目して、この著作を手に取ってみてください。力になると思います。

投稿者 marumoto tokito

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