傷つきやすい人のための 図太くなれる禅思考

著者: 枡野 俊明

概要


禅僧について、どのようなイメージを持っているでしょうか?穏やかなイメージを持っていると考えています。しかし、実際に禅僧である枡野さんは、図太いのだと感じています。この図太さが、穏やかさやチャレンジ精神といったところに繋がるのではないかと感じています。この著作を読むことで、傷つきやすい人が、図太い人の思想を取り入れることで、傷つきたくない…といったマインドから少し進歩した行動を取れるようになるかもです。

章ごとの概要


第1章 ちょっと図太くなって、たくましく生きる

・図太い人は、人間関係もいい意味で「鈍感」

皆さんの周りには、人間関係がとても良好そうに見える人はいないでしょうか?その人をすこし観察してみると、すごく雑に友達との遊びに誘ったり、いがいといじられてはいないでしょうか?観察してみて、抽象的なことばに言い換えてみると、雑で鈍感と言い表せると思います。友達との遊びに断られたら嫌だな、、なんて考えは微塵も(少しはあるかもしれませんが)あるかもしれません。

第3章 図太い人は、気持ちの切り替えが上手い

・嫌なことは、翌日までひきずらない

嫌なことを、ずっとひきづっていると、どんどん心に溜まってしまい、動くことができなくなってしまいます。嫌なことは、明日に生かすために、どうすればよいのかをその瞬間に反省して生かすことが大事です。

第4章 怒りを溜め込まないで、図太く解消する

・いちばんの「仕返し」は堂々と生きること

人間は、生きていれば誰かに裏切られることがあるかもしれません。この時は、「前後際断」という言葉を思い出して見てください。薪を燃やすことで、灰になることは自然の中で普通のことだと思います。過去の姿である薪と、現在の姿である灰では、絶対的には別の存在であり、過去と現在は繋がっているものではない。そして、仕返しをするべきではないということである。この考えを用いることで、裏切られたとしても仕返しをせず、堂々と生き続けることができ、図太く解消することができるのだ。

最後に


この本を読んでの感想

新しい知見を得ることができたと思います。仕事に生かすこともできますし、自分の場合だと奥手気味な恋愛のしかたから、鈍感になってぐいぐい進めていくことの強さのようなものを知ることができました。現代の日本には、昭和にあったおおらかさといったものが失われつつあるという内容の言葉をよく耳にします。それは、行ってしまえば現代人が神経質すぎるところがあるのではないでしょうか?この本をみんなにぜひ読んでみてよということはありませんが、おおらかでよかった時代の鈍感さ、そこから導かれる革新的なアイデアが出てくるかもしれません。まとめると、自分の場合では読んでみてよかったと思います。

この本のおすすめ度(☆3)

この本は、傷つきやすい人に対しては非常におすすめすることができます。また、何かと臆病になってしまう人に対してもおすすめすることができます。それ以外の人が読んでも、新しい気づきになると思います。ただ、革新的とまで言うことができるかというと、何事にもめげずに取り組んできていた人は内心気づいているかもしれない内容が多いため、一概にはおすすめすることができないかもしれないです。興味がある人は、手に取って読んでみてはいかがでしょう?

投稿者 marumoto tokito

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